【カーステ】
『WONDERBOOK』LÄ-PPISCH 1988年
5曲目『
爆裂レインコート』。
最初聴いた時は「マグミってこんな渋い声も出すんだ、へぇ。」
違います。マグミではありません。
上田現です。
ライブではちゃんとキーボード
(ハモンド?)でリズム刻みながら
渋みたっぷりなハスキーボイスで熱唱しております。
6分半の大作です。名曲です。
この他
『OUR LIFE』
『Tears』
『ゼゼヒヒのヤマイ』
『胡蝶の夢』
が、現ちゃんの作。
『
OUR LIFE』は当時のレピッシュの代表作と言っていいでしょうね。
他のビートバンドと一線を画す完成度。ほんと、アレンジ完璧。
当時のタツさんのベースって、音がシャリシャリで目立つんです。
ワタクシがウォーキング・ベースの存在を知った最初の曲、かも。
レピッシュが居たから今のワタクシがある。
って大袈裟かな。
『胡蝶の夢』からラスト『room』(恭一作)へのつなぎもお見事。
これが心地いいんです。そして
何度でも繰り返し聴きたくなるんです。
このアルバム、ランダムで聴いてはいけない。この曲順でないといけない。
総合的に見て、『
WONDERBOOK』が一番おススメですよ。
『ワダツミの木』しか知らない、レピッシュを最近知って興味を持った、
てな方には先ずコレです。
上田現よ、永遠に。