【今日のカーステ】
1989年発売。
コレ、まだ紹介してなかったよね?Theピーズ。
ワタクシたちはpea's、彼らはピーズ。まぎらわしくってごめんね。
デビューアルバムなのにタイトルが『グレイテスト・ヒッツ』。
左がVol.1、右が2。全32曲。
1は歌詞が単純バカ丸出しな曲ばっかし。
2は重厚でむずかしいリズムを刻んでるのが多い。
ベースラインはキャロルっぽく気ぜわしなく動きまくり。
ギターは骨太、ごつごつ。それでいて軽やか。
ドラムは胴の深いスネアなのか、バッスンバッスン腹に来ます。
とにかく、かっこいい。もっとウケてもいいはずです。
惜しむらくはこのCDのあとドラム後藤が脱退してしまってること。
なので後のアルバムは何かパンチが弱く聴く気になれんくて。
『クズんなってGO』で買うのやめた。
エッチな歌詞が目立ちますが、当時はそれでも許されてたんですね。
倫理的にうるさい今、テレビでやったらドン引き間違いなし。
昔の大人のほうが「いいじゃん、言っちゃえ言っちゃえ」みたいな
理性のリミッター切りっぱなし、完全に無秩序だった、と。
後輩(女)の家に行ったらこのCDが転がっててびっくりして
(なんてエロい曲聴いてやがんだコイツ)って
うれしくなりました。
でも当時はそれもフツーだったんですよね。
ピーズに限った話ではなくて。不思議な時代でした。
これほどお手軽に気持ちよく楽しめる日本語ロックは無い。
でも感化され過ぎると
ニートになるね、確実に。
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