【今日のカーステ】
ヨメさん推薦の、オーケン率いる“特撮”です。
「なんか、演奏が妙にウマくて笑えるんだけど。」
そりゃー、だって
プロだもん。
あのね、イロモノやコミックバンドは本来、
演奏がウマくなけりゃ勤まらないんです。
(例:ビジーフォー、米米クラブ)
あと、昔のいわゆるニューミュージックに分類される歌手たちも
かなりのプレイヤーだったりするんです。(例:長渕剛、さだまさし)
楽器弾いてるトコがテレビに映らないから評価されないだけ。
ウマくて当然。曲やキャラだけで売れるヤツはウソですよ。
メジャーデビュー時の筋肉少女帯を思わせる曲調に
当時より青臭さが抜け洗練された詞を乗っけて
完成度がかなり高い内容だと思うのですが如何でしょうか。
筋少後期より良いよ。全然。三柴のピアノは必要ですよね。
もっと言うと、初期筋少・横関敦のギターより
特撮・ナラサキの方が取っ付きやすい。
かの名作「高木ブー伝説」を
決してギャグソングとして書いたわけではない、と公言するオーケン。
『爆誕』の「アベルカイン」「文豪ボースカ」など
コミカルに思えるタイトルや歌詞でも
非凡な文才を持つ
34歳独身男オーケンならではの
深い悩み、苦しみが匂ってきます。
ヨメさんは笑って「犬犬犬犬!」って歌ってたけど
ワタクシは別の意味で感動して聴いてました。
たまにはこんなドロドロ系もいいね。
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