槇原敬之のカバーアルバム「
Listen to the music 2」、ヨメさんがダウンロード購入してからなかなか聴く機会がなく、昨夜ようやくご対面。
ワタクシは以前「1」も持ってたので(その時のお気に入りは大江千里「rain」と「おぼろ月夜」)今回はどんな選曲なのか楽しみだったワケです。
なるほど、今回は洋楽多いね。あんまし機械臭さもなく。ふむふむ。
…。
なんといっても強烈だったのは美輪明宏「ヨイトマケの唄」、中島みゆき「ファイト!」。
フォーク調「ヨイトマケ」でどっぷりノスタルジックになったところで、アカペラの「ファイト」がグサリと突き刺さる。
なんだろう。みゆきさんのオリジナルでも福山雅治がカバーした時でも泣けるコトはなかったのに。
ヤバかった。隣でヨメさん酎ハイでいい塩梅だったってのに(^^;)
思えば今回取り上げたアーティストは、普通でない生き方をされた方ばかり。(槇原本人もね)
特に美輪氏とみゆき姉のこの2曲は、(もちろんフィクションも含むだろうけど)差別や虐待の痛いドラマが見え隠れします。それらが鋭く、だけどみずみずしい槇原の歌声により、心や脳に染み入るワケです。「ファイト」を完全に自分のモノとして消化してます。彼のこの表現は誰にも真似できない。彼だけの「ファイト」の世界です。
とかく暗いニュースや厳しい現実に目を背けてばかりいるワタクシですが、こういうのを聴くとそんな
チキンな自分に気づくワケですよ。きれいごとばっかぢゃ歌は歌えねぇってね。
↑うーん、イマイチ伝わりにくかったかな。ボキャブラリーが無さ過ぎ? とにかく聴いてみないとわからんねこの良さは。
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